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布袋 寅泰 との Live [Music]

2005年05月20日(金) フジテレビ系 “僕らの音楽”で布袋 寅泰と江角 マキ子の対談があった。

しばらくブラウン管を通して布袋を見ていなかった。
NHKでやっていた“トップランナー”という番組以来だな。
そして、江角マキ子も出産後ブラウン管初登場。←嫁さんはいたく興味津々!

で彼との思い出を一つ綴ってみる事にする。(長文ですがお付き合い下さい)

1994年12月05日(月)愛知県名古屋市総合体育館レインボーホール

“GUITARHYTM SERIOUS! CLIMAX ARENA TOUR”

当時大学1年生でした。
一人暮らしを始めて、自分の城を築く為にバイトに励む毎日だった。
会場のフロアは名古屋市内で一番大きい会場で、
大物ミュージシャンのアリーナツアーの名古屋公演では必ず使われる場所です。

オイラは東海地区でメジャーなコンサートプロモーター会社に籍を置き、
アルバイトをしていた
今回、布袋 寅泰 公演に関わる事になった。
実はBOΦWYフリークなオイラはめちゃんこ嬉しかった。

この公演にあたり、前日12月04日(日)はボクシングの辰吉と薬師寺のタイトルマッチがあり、
ゴング終了後家路につくオーディエンスと入れ替わり、ステージ設営の為、会場に入った。
徹夜仕込み(設営)である。
※ステージ設営の事を通称「仕込み」という。なかでも前日に行う事を「前仕込み」という。

今回1日公演なので、仕込みをしている時間帯の次の日の同じ時間帯はステージばらし(撤去)を行う。
※ステージ撤去の事を通称「バラシ」という。

目まぐるしく慌しく時間が過ぎていく。

リングが後片付けされ、入れ替わりステージ器材が運び込まれてくる。
基礎舞台が出来上がり、証明設備を天井へ吊り上げる。
そして、宙吊りスピーカーを引き上げ、メインの大道具をステージいっぱいに並べていく。

舞台監督がトラメガ(拡声器)であちこち指示を出す。
「バイトくーん、ステージ上手へ10人」「トランポへ6人」
上手、下手、トランポetc業界?用語も徐々に習得し、楽しくなってきた頃だ。

そして、なんてったってホテイだからだ。
身体が熱くなる。
そして、いつも見ないバイトのメンバーもいた。
彼等の目的はひとつだ。「布袋をみたい。」「チケット取れなかったから、バイトで入って見たい。」

そのイベンター会社からは、いつも
「お前ら、金を稼ぎにきている訳だから、本番中絶対ステージを見るな。客へ顔を向けろ」と釘を刺されていた。
当たり前だ。
お客さんはお金を払って会場へホテイを見にきている。
チケット代の一部が僕達のギャラになっているのだ。
自分達はお金をもらえるとはいえ、無料で同じ場所に入れている。
同じ様に振舞ってはいけないのだ。

Live本番が始まると、ステージ設営作業から場内警備員へ変身する。
この警備員の前には、入場してくるお客さん相手にチケットのモギリや鞄の中のカメラチェックもやる。

さて、このスレッドの思い出とはこれからです。(ここまで前置き。長過ぎ)

本番が始まると、僕はアリーナ最前列の一番真ん中通路で警備を命じられた。
つまりこの場所、
真後ろには、布袋が立ってプレイするポジションである。

むちゃんこラッキーだった。

Liveスタートと同時に場内は「布袋」「ホテイ」の大声援。
圧倒されましたね。

当時ヒットしていたのは、「さらば青春の光」「サレンダー」

これまでのGUITARHYTMを全て見せてくれた。
僕は客席と正対している。つまり布袋と同じ方向を見ている。

スピーカーから伝わるギターの音に酔っていた。
シビレテいた。
特にギターソロの場面ではステージ後方よりサーチライトが布袋を照らしていた。
そして、その影がホールの壁に映し出されていた。
当時独特のヘアスタイルと長身の布袋が白い壁に黒く映し出されていた。

僕はその影を見て、更にシビレ、酔っていた。
正直後ろを振り返り、その姿を見たかったけど、我慢した。
そんな感覚が終演後のバラシの間続いた。

徹夜仕込みから始めて、次の日の深夜のバラシまで一睡もせず、
布袋をサポートした気分に酔った。
(若かったねぇ…笑)

その日のギャラでテレビを買った
結婚した今でも使っている。もう今年で10年使った事になる。

このLiveに参加できて、大学4年間はこの仕事を自分の稼ぎとして続けようと決心した。
以後、数々の経験をする事になる。それはおいおい暴露していこう。

by hideki


ちなみにこの日のSET LISTはこちら↓(極秘に入手したものを今も大切に保管している。)

TIME HAS COME (SE)
SERIOUS?
SURRENDER
気まぐれ天使
さよならアンディ・ウォーホル
MERRY-GO-ROUND
七年目の幽霊
YOU
ANGEL WALTZ
薔薇と雨
FLY INTO YOUR DREAM
INTERMISSION
OUTSIDER
C'MON EVERYBODY
GLORIOUS DAYS
UP-SIDE DOWN
RADIO! RADIO! RADIO!
DIVING WITH MY CAR ZEMAITIS WILD
LONELY★WILD

[アンコール]
POISON
さらば青春の光
ESCAPE

[ダブルアンコール]
RUN BABY RUN


最後に本当にホテイは丸くなった。
と同時に渋くなった。カッコイイ。
食事しながら、番組を見たが、途中で箸を止め、嫁さんと見入った。
最愛の妻への曲「PRIDE」。

本当によかった。

まだ嫁を布袋のLIVEへ連れていけてないけど、Babyと3人で出掛けられるといいな。


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