誤審の先にあるもの [スポーツ]
2009年10月11日(日) 澄んだ夜空の神宮球場
Dragons 000 003 000|3
Swallows 000 001 30X|4
09年シーズン最後の試合
吉見投手の最多勝がかかった試合
クライマックッスシリーズに向けた調整重要な試合
立浪選手のシーズン最後の試合
色々な冠がかかった試合を神宮の杜へ観戦に出掛けてきました。
スタンドは、ホームのスワローズより、ビジターのドラゴンズ側の方が観客で埋め尽くされており、
ファンの心意気の表れの一つじゃないでしょうか!?
ずっと応援してくれたこの方もスタンドへ
相手:スワローズの打順に、宮本選手、青木選手の名前もなく、
休養に充てられた消化試合。
クライマックスに向けた調整とはいえ、緊張感持って臨みたいところ。
我が家は、3塁側のドラゴンズベンチ付近に陣取りました。
ベンチ上には、落合監督婦人や息子さんも駆けつけ、応援であります。
しばらく試合から遠ざかっていた事もあり、格下投手相手に打ちあぐむ場面あり、
チャンスも迎える事無く、得点できない時間が経過。
神宮の杜の秋の夜空に吹き込む秋風がとっても寒く感じましたね。
しかし、6回に3得点し先制、タイムリーにホームランだったので、
スタンドはむちゃんこ盛り上がりました。
しかし、事件は7回裏に起きました。
こんな事態を迎える結末。
ホームランの3塁審判の明らかな誤審。
レフトポール際のきわどい打球。
ファールと思しき打球をホームランと判定され、逆転。
吉見投手の最多勝がかかった場面だった事もあり、監督も猛講義。
途中選手をベンチへ引っ込めボイコット寸前の瞬間、
また乱闘になる場面もあり、ちょっと見苦しい展開。
スコアボードでVTRが流れて、スタンドのファン皆が確認したシーン。
観衆:22,026人の半分以上がファールと認める大誤審。
帰宅後、はしごしたスポーツニュースでもこのように確認できます。
3塁審判の釈明のマイクパフォーマンスに更に不満が爆発するスタンド。
あの説明はないと思う。
時間の経過は、こうです。
①ホームラン性の打球がレフトスタンドポールを巻くようにスタンドイン
②3塁審判が右手をグルグル回し、ホームランの判定。
③3塁手・森野、キャッチャー・谷繁、レフト・和田が抗議
④審判団がマウンド付近に集合して協議
⑤落合監督が3塁白線上でレフト方向を見ながら、抗議のタイミングを計る
⑥審判団協議の結果、ホームランと認定
⑦スコアボードでVTRが流れる。(球場全体が大注目の瞬間でした。)
3塁審判のマイクパフォーマンスは↓
「ファールではないかと抗議がありましたが、⑦が流れる前に④⑥を行い、ホームランと再確認し、ホームランと宣告したので覆りません!」
とのこと。
全く不条理な説明。
何故スコアボードを確認した後に、再度審判団でもう一回協議できなかったのか。
もう一度写真を載せておきます。これが証拠です。
やはり、VTRで確認する行為は必要と思います。
特に、スコアボードを使って、ファンと共に。
その為に撮影機材や撮影方法の手法開発は必要と思います。
そして、今回のようなシーンは確認の上、その結果をきちんと説明すべきです。
判定が覆ったとしてもスタンドのファンは納得するでしょう。
だって、皆が同じ物を用いて確認しているのですから。
この誤審の代償が、落合監督の退場処分。
帰りのレフトスタンドへ向かうとっても背中が寂しかったです。
でも、最後はファンに脱帽して一礼してくれたそうです。
退場すべきは3塁塁審。
すぐに交代要員を投入すべきです。
スタンドから執拗に浴びせられる「帰れ」コール。
それをどのように聞いたでしょうか。
この日はクライマックスの為にも後に続く投手の調整登板は必須。
監督の退場と引き換えに判定が覆る事にはならず、その後のイニングが続きました。
チャンスの盛り上がる場面で、「代打・立浪」のコールを待ちわびたファン。
しかし、それも叶わず最後のバッターとしてコール。
現役最後のバッティングは平凡なフライに終わり、ゲームセットのアナウンス。
相手チームからの労い。
そして、帰りのバスへ向かう際は、レフトスタンドと3塁スタンドへ最後の挨拶。
拍手が終わりませんでした。
ありがとう、立浪選手。
やっぱり球場へ来て良かったです。
最後は球場から出る選手のバスを見送り、立浪選手が手を振って応えてくれる瞬間も。
家族みんなで興奮!!
クライマックス・シリーズ、日本シリーズとも最後まで悔いのないよう頑張ってちょーよ!
チャンスでツーベースヒットで充分っす!
-追伸-
今回の観戦は、将軍様にも刺激になったようで、ちょっと野球観戦が楽しくなりました。
時に浴びせるヤジが周りのお客さんの笑いを誘ったり。。
翌日の公園でのお遊び野球にも熱が入りようったら、凄まじかったですよ。。。笑
あの打球をホームランと判定されて
呆然としました。際どい当たりでは
ありましたが、黄色いポールという
目印があるにも関わらず、ジャッジを
誤るのは「見えていない」ということでしょう。
場内への説明が稚拙なのも含めて、
プロの審判として失格と思います。
それはさておき、立浪選手の公式戦
ラストゲームに立ち会えて良かったです。
でも、これで終わりではなく、これから
まだまだ大舞台での仕事が待っています。
日本一になって花道を飾ってほしいですね!
by ドライチ (2009-10-15 09:28)
☆ドライチさん、
打球の近くに陣取っていらっしゃったんですねぇ。
3塁側から一番近くにいた塁審はかなりヤジにおびえていましたよ!
一つの判断で試合が決まってしまった感あり、とっても悔しいゲームになりました。
立浪選手の爽やかな挨拶にスタンドは胸躍りましたね。
あの場に居れた事が何より、思い出になりました。
by ひでくん (2009-10-15 20:30)